昭和大学医学部内科学講座消化器内科学部門
2019 年 116 巻 11 号 p. 927-933
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52歳女性,心窩部痛,腹部不快感を主訴に救急外来を受診した.腹部骨盤造影CT検査で腹膜播種にともなう腸閉塞を認めた.骨盤内腫瘍も認めたが子宮筋腫の診断であり,腸閉塞に対する加療および原発巣の精査を行った.下部消化管内視鏡検査で虫垂孔に20mm大の粘膜下腫瘍様病変を認め,印環細胞癌の診断に至った.虫垂癌に対し化学療法を行ったが,治療開始12カ月後に永眠された.虫垂原発印環細胞癌はまれな疾患であり,報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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