国立金沢病院外科
国立金沢病院臨床検査科
2003 年 100 巻 9 号 p. 1106-1110
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症例は60歳女性, 十二指腸球部に絨毛状腫瘍を指摘され入院となった.腺管絨毛腺腫内癌の診断で, リンパ節郭清をともなう膵頭十二指腸切除術を施行した. 組織学的に腺管絨毛腺腫中に高分化腺癌を散在性に認めた. p53免疫染色では腺癌部に陽性細胞が集籏しており, p53蛋白質の発現は癌化の指標と考えられた. 十二指腸腫瘍に対する最適の治療法を選択するため, その質的診断と正確な壁深達度判定を行うことが重要である.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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