日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
Chang肝細胞および継代培養ヒト肝癌細胞に対するヒトリンパ球の各種CytotoxicityにおけるX線微小分析
効果細胞内のCalciumおよびMagnesiumについて
宗像 良雄織田 正也渡辺 哲馬場 良子船津 和夫水野 嘉夫桐生 恭好土屋 雅春
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1982 年 79 巻 9 号 p. 1730-1740

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抄録

Chang肝細胞および継代培養ヒト肝癌細胞を標的として,ヒトリンパ球の各種cytotoxicity(NK, ADCC, CMC)をin vitroで行い,走査型および透過型電顕にて観察すると共に,エネルギー分散型X線微小分析装置を用い,各種効果細胞(NK cell, K cell, CTL)における各々の元素を定性分析した.NK cellではCaおよびMgに陽性を示すことは少ないが,CTLではCaに,K cellではMgに陽性を示すことが,細胞障害初期(混合培養3時間後)において多くみられ,CMCではCaが,ADCCではMgがその細胞障害機構に重要な役割りを果していると考えられた.

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