奈良県立医科大学第3内科
奈良県立医科大学寄生虫学
高の原中央病院内科
奈良県立医科大学第1外科
1999 年 96 巻 8 号 p. 947-952
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症例は71歳,男性.心窩部不快感および食欲不振が持続するため入院となった.上部消化管内視鏡検査にて,Borrman 3型胃癌を認めた.経過中,血小板低下,溶血性貧血,腎機能障害,意識障害,発熱が出現し,血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)と診断した.血漿交換を施行し,これらの症状が改善した後,胃全摘術を施行した.悪性腫瘍症例に血小板低下をみた際には,DICの鑑別疾患としてTTPも念頭に置く必要があると考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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