東京慈恵会医科大学内科学講座消化器・肝臓内科
2000 年 97 巻 10 号 p. 1261-1266
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症例は32歳,男性.小腸クローン病にて経過観察中に胃内に多発するアフタ様病変,幽門狭窄を認めた.病理組織学的にもRobertらの報告するクローン病の胃病変の特徴と一致したため,本症の胃病変をクローン病と診断した.5-aminosalicylic acid(5-ASA)の胃病変への直接作用を期待してMesalazine錠を粉末化投与することにより,胃病変の改善を認めた.本法は,外科的治療に比べ侵襲が少なく,有効な治療法と考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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