ESWLが有効であった副甲状腺機能亢進症による膵石症の2例

萩原 武; 藤永 明; 中馬 誠; 長川 達哉; 宮川 宏之; 須賀 俊博

doi:10.11405/nisshoshi1964.97.740

萩原武, 藤永明, 中馬誠, 長川達哉, 宮川宏之, 須賀俊博

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キーワード: 副甲状腺機能亢進症, 膵石症, ESWL

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2000 年 97 巻 6 号 p. 740-744

DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi1964.97.740

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抄録

副甲状腺機能亢進症による高Ca血症を原因とする膵石症を2例経験した．膵石症を合併しアルコール多飲歴がない慢性膵炎では，成因として副甲状腺機能亢進症による高Ca血症を考慮する必要があると考えられた．副甲状腺腺腫摘出術を行い高Ca血症を改善した後，ESWLを施行し膵石を除去する事により，膵内分泌機能，外分泌機能を維持することが可能であった．

責任著者(Corresponding author)

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