東京慈恵会医科大学内科学講座消化器・肝臓内科
東京慈恵会医科大学放射線科
2001 年 98 巻 1 号 p. 42-47
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症例は62歳,女性.意識障害を主訴に当科に入院した.血液検査上,肝機能は保たれているにもかかわらず,アンモニア,ICGR15,Fischer比が異常値を示した.組織学的に肝硬変には至っておらず,画像上,発達した胃腎シャントを認めた.更に,血中Mnの高値と,頭部MRI上両側レンズ核高信号域を認めた.非肝硬変性反復性シャント型肝性脳症と診断し,胃腎シャントをB-RTOにて閉鎖し,臨床症状,検査値の著明な改善を認めた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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