杏林大学医学部第3内科
2001 年 98 巻 12 号 p. 1357-1361
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
一般にサイトメガロウイルス(CMV)肝炎の経過は良好であり保存的治療にて改善するとされている.今回,高度な黄疸,肝機能障害,凝固能低下を認めた重症CMV肝炎例を経験した.腹腔鏡検査では瘢痕肝を呈し著明な赤色紋理を認めた.肝機能は保存的治療にて改善し,肝の瘢痕部は再生し赤色紋理も消失した.再活性化により成人に発症し重症化したCMV肝炎で,経時的に腹腔鏡像を観察し得た貴重な症例と考え報告した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら