横須賀共済病院内科
横須賀共済病院外科
東京医科歯科大学消化器内科
2002 年 99 巻 11 号 p. 1355-1359
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症例は43歳の男性, 発熱, 右上腹部痛を主訴に入院した. 肝膿瘍と診断し, 経皮経肝ドレナージを施行した. 赤痢アメーバ抗体陽性より, アメーバ性肝膿瘍と診断した. メトロニダゾールの投薬で膿瘍は縮小傾向を示したが, 下腿部の紫斑, 下血をともなう腹痛が出現した. 18Aの上昇, 凝固XIII因子の低下よりアナフィラクトイド紫斑病の合併を考え, プレドニゾロンを投薬し軽快した. 成人例の両者の合併例は報告がなく示唆に富むと考え報告した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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