鹿児島大学医学部第2外科
鹿児島大学医学部第2病理
2002 年 99 巻 3 号 p. 307-312
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症例は74歳,女性.画像検査で胆管壁は肝門部から三管合流部まで全周性に肥厚し内腔は狭窄していた.進行肝門部胆管癌と診断し拡大肝右葉切除術を施行した.病理組織診断では,一部の粘膜に早期の胆管癌が存在したが,狭窄部のほとんどの胆管壁は線維性肥厚と周囲には強い炎症性細胞の浸潤がみられたことより,早期胆管癌を合併した限局型PSCと診断された.限局型PSCの胆管癌合併例は極めてまれで若干の文献的考察を加え報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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