愛媛大学医学部内科学第3講座
愛媛大学医学部病理第2講座
愛媛大学医学部附属病院光学医療診療部
2002 年 99 巻 6 号 p. 600-604
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症例は58歳,男性.上腹部痛を主訴に当科外来を受診した,上部消化管内視鏡検査で胃癌と診断し,精査加療目的で入院した.第20病日に急激な呼吸困難,血圧低下で心タンポナーデで発症し,心嚢ドレナージ術を施行したが,第51病日に死亡した.病理解剖では,胃癌が横隔膜を介して心膜へ直接浸潤していた.胃癌による心臓転移はまれであるが,心タンポナーデの可能性も念頭におく必要があると考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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