脳血管内治療
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テクニカルノート
脳血管内治療における患者の被曝低減を考慮したX 線透視パルスレートの検討
山田 雅亘千田 浩一佐藤 徹横山 博典土井 祥平平瀬 義則佐藤 竜也森川 進村川 圭三春本 一人福田 哲也
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2018 年 3 巻 2 号 p. 72-79

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抄録

【目的】患者の被曝線量低減には透視パルスレートを低くすることが容易な方法の一つである.2014 年の脳血管撮影装置の更新時,血管撮影用透視パルスレートは毎秒12.5 パルス(pulse per second: pps)のみであったがpps を低減しても臨床上有用な画質を担保し患者の被曝低減になる可能性があると考え装置メーカーに6.25 pps を依頼した.そこで透視pps 低減における患者被曝線量の低減を目的とし回転ワイヤーファントムと低コントラス分解能ファントムを使用し検討した.【症例】脳底動脈先端部動脈瘤に対し両pps の透視による画像の視認性は同等であった.【結論】6.25 pps の基準線量は最大51%,平均42%減少した.6.25 pps の透視は脳血管内治療において被曝低減と臨床に有用な方法の一つである.

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© 2018 特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会

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