抄録
通常のpersonal computer,image scanner,画像解析ソフトNIH Image(free ware)をもちいて,MIB-1 staining indexを算出した.方法は,MIB-1染色標本をカラーフィルムに撮影し,プリント上でMIB-1陽性細胞,陰性細胞を,それぞれ白,黒のペンでmarkingする.これをscannerでNIH Imageに取り込むことにより,それぞれの細胞数が自動的にカウントされる.NIH ImageによるMIB-1陽性細胞,陰性細胞の自動認識は不可能なため,単にNIH Imageのcounterとしての機能を用いた.ペンでのmarkingは顕微鏡下のカウントよりも時間はかかるが、本方法には以下のような利点があると考えられる.顕微鏡下のカウントとは違い,途中で作業を中断でき,疲労が少ない.写真撮影することにより観察範囲の面積が規準化しやすい.高価なimage analysis systemの新たな導入を必要としない.