30 巻 (1956) 6 号 p. 347-351
(1) がざみ血液よりhemocyaninを分離精製し,銅含量0.18%の製品を得た.
(2) Hemocyanin溶液の沈降分析の結果,各種条件を変えても常に2~3個の解離成分から成る.各成分の沈降恒数及び相対濃度はpHの変化により非常に相違する.
(3) Hemocyanin溶液の電気泳動分析の結果,多くの場合mono-componentを示し,その他の場合では少量の他の成分の混在を認めた.
(4) 光散乱法により, pH 5.0, 6.0に於けるhemocyanin溶液の平均分子量を求めた.