日本農芸化学会誌
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酵素法によるグルタミン酸定量法に関する研究(第2報)
不純試料定量の場合の回収率試験の検討と同位元素稀釈法との比較
大野 明
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36 巻 (1962) 4 号 p. 296-301

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抄録

グルタミン酸ソーダ製造工程中の最も不純な試料について同位元素稀釈法と酵素法によるグルタミン酸の定量を行い,酵素法については回収率試験も行って検討した結果,次の知見を得た.
(1) 酵素法における回収率試験は,純グルタミン酸添加量を変化せしめて回収率の変化を検討し,測定値の偏差を補正するのに妥当な回収率について考察した.
(2) 酵素法の定量値(偏差を含む)は同位元素稀釈法の定量値(原理的に偏差を含まぬと考えられる)の95~96%に相当した値が得られたが,酵素法の定量値を回収率試験で得られた回収率で補正した推定値は,同位元素稀釈法の定量値とよく一致した.

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