日本農芸化学会誌
Online ISSN : 1883-6844
Print ISSN : 0002-1407
食品アミノ酸のペーパーロクマトグラフィーによる定量法の改良に関する研究(第2報)
展開溶剤の選択
久米 譲
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37 巻 (1963) 4 号 p. 201-207

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抄録

従来の展開分離方式に種々検討を加え,操作の簡易な一次元方式を採用し,著者が本報で提案した6種類の展開溶剤を用いて,混合アミノ酸試料から18種のアミノ酸を各々完全に分離することに成功した.とくに二次元でも分離困難とされていたイソロイシン,ロイシン,フェニルアラニンの三者間の分離およびメチオニンとバリンとの分離が,定量できる状態にまで完全にできた.またリジン,アルギニン,ヒスチジンの塩基性アミノ酸も一次元下降法で非常によく分離された.

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