日本農芸化学会誌
Online ISSN : 1883-6844
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除草剤にかんする基礎研究(第1報)
除草剤PCPの作用機作
松中 昭一
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39 巻 (1965) 4 号 p. 135-137

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抄録

(1) PCPおよびDNPは,カリフラワーミトコンドリアの酸化的燐酸化を阻害し, P/O比を対照の1/2にする濃度はPCPで5×10-6M, DNPで2.5×10-5Mであることがわかった.
(2)カリフラワーミトコンドリアのATPase活性はMg2+イオンの共存により増大するが, PCPおよびDNPはほとんど無影響であつた.
(3)イネ芽生えの根の呼吸にたいしてPCPおよびDNPは両者とも低濃度では呼吸を昂進させ,その最適濃度はPCPで3×10-5M, DNPでは1×10-4Mであった.高濃度となればいずれも呼吸を阻害する.

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