日本農芸化学会誌
Online ISSN : 1883-6844
Print ISSN : 0002-1407
感光色素の抗稲白葉枯病菌作用(第1報)
化学構造と抗菌性の関係
石井 至片桐 政子坂詰 偕一郎見里 朝正
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40 巻 (1966) 12 号 p. 437-442

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抄録

760種類の感光色素について稲白葉枯病菌に対するin vitroの抗菌力を試験した結果, 205種類の色素が有効であった.その中で4種類の色素は0.1μg/mlの濃度でXanthomonas ovyzaeの生育を完全に阻止した.有効であった感光色素は, 4級窒素を含む複素環核と3級窒素を含む複素環核, benzopyran核, aminostyryl構造とをそれぞれmethine鎖で連結した型の色素であった.これらの試験結果から,供試感光色素の化学構造と抗菌性の関係について考察を行なった.また温室内で稲白葉枯病防除試験を行なった結果,数種類の感光色素が高い防除効果を示した.

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