日本食品科学工学会誌
Online ISSN : 1881-6681
Print ISSN : 1341-027X
ISSN-L : 1341-027X
報文
高血圧自然発症ラットにおける鶏コラーゲン由来オクタペプチドの血圧降下作用
岩井 浩二雜賀(江草) 愛早川 徹清水 宗茂高畑 能久森松 文毅
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 55 巻 12 号 p. 602-605

詳細
抄録

本研究では,鶏コラーゲンペプチド中に含まれ,強いACE阻害活性を有するオクタペプチドのSHRへの血圧降下作用および消化酵素による分解性について検討した.
(1) オクタペプチドをSHRに4.5mg/kg体重で単回投与した結果,SHRの収縮期血圧値を有意に低下させた.
(2) 試験管レベルでオクタペプチドは,ペプシンおよび,トリプシン/キモトリプシン,小腸上皮酵素に対して難消化性を示し,そのACE阻害活性は維持されていた.
以上の結果から,鶏コラーゲンペプチドに含まれるオクタペプチドは,in vitroでのACE阻害活性を持つだけでなく,SHRの血圧降下作用を示すことが確認された.

著者関連情報
© 2008 日本食品科学工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top