日本食品科学工学会誌
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技術論文
酢酸エチル抽出を用いたガスクロマトグラフィーによるワイン中酢酸の定量法
髙橋 宗一郎HUDAGULA南 典子佐藤 理奈川上 誠阿部 眞久阿部 茂山口 昭弘
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キーワード: ワイン, 揮発酸, 酢酸, GI北海道, GC
ジャーナル 認証あり

2020 年 67 巻 12 号 p. 493-498

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抄録

酢酸エチル抽出を用いたGCによるワイン中酢酸の定量方法を検討した.その結果,酢酸濃度254~756 µg/mLの様々な種類のワインにおいて,再現性(RSD 2.1~4.4 %)および回収率(98~102 %)ともに良好な結果を示した.本GC法により測定した北海道産ワイン試料の酢酸値は,GI北海道認証の公定法となっている蒸留滴定法および簡易検定法として採用されているHPLC法による測定値と有意な相関が認められた.本GC法は異なる測定原理に基づく新たな酢酸の定量法として有用な手法であると言える.

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© 2020 日本食品科学工学会
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