日本食品工業学会誌
Print ISSN : 0029-0394
マイクロ波加熱によるペクチンの抽出
真部 正敏猶原 順佐藤 禎岡田 純也
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1988 年 35 巻 7 号 p. 497-501

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抄録
温州ミカンとリンゴのパルプに0.05N塩酸液など3種の抽出液を加え, Mw (2450MHz, 1030w)を1回につき5分間照射してペクチンを抽出し,抽出の効果,抽出されたペクチンの性状を調べた.
(1) Mw加熱による抽出では,湯浴による加熱抽出に比べて,抽出に要する時間は著しく短縮された.また,抽出されるペクチン量は, Mw加熱法の方が高かった.
(2) Mw加熱による抽出液をエタノール沈殿して調製したペクチンのガラクツロン酸量,エステル化度および相対粘度は, Mwの照射回数が増すに従って減少した.
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