鹿児島大学農学部
九州大学農学部
1996 年 43 巻 5 号 p. 629-633
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果汁の凍結過程を非定常熱伝導理論により解析した.相変化を含む熱伝導方程式は温度に強く依存する熱物性値をパラメータとして含むため非線形となる.これを直交選点法により数値計算した.これによりリンゴ,ミカン,トマトの各果汁の冷却過程を解析し,実測値と計算結果の比較を行った.その結果,両者は全般にわたって良く一致し,著者らが先に報告した凍結果汁の解凍解析結果より良好な適合性を得た.本研究はモデル食品の冷凍・解凍の両者に有効な解析手法を提供したものである.
農産加工技術研究會誌
日本食品工業学会誌
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