農林水産省食品総合研究所
1999 年 46 巻 6 号 p. 422-427
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振動する傾斜板を試料トレイとして用いた連続回動装置を試作し,この連続回動装置を用いたソフトエレクトロン処理,従来のバッチ式の回動装置を用いたソフトエレクトロン処理,ガンマ線照射を比較し,試作した装置の殺菌効率について検討した.その結果,玄米,殻付蕎麦,小麦,茶葉,黒コショウのいずれに対しても,試作した連続回動装置を用いると,ソフトエレクトロンによる殺菌に必要な電子線量は,従来の穀物回動装置を用いた場合よりもはるかに低く,ガンマ線を用いた場合とほぼ同じであった.
農産加工技術研究會誌
日本食品工業学会誌
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