日本食品科学工学会誌
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パイナップル茎部由来の抗溶血物質
石原 昌信玉城 健雄平良 東紀多和田 真吉小波本 直忠野崎 真敏荒木 伸春
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2003 年 50 巻 3 号 p. 141-144

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抄録

パイナップル茎部の搾汁液画分がハブクラゲ(Sea Wasp, Habu-Kurage) Chiropsalmus guadrigatus毒素による溶血を阻害することが明らかになった.本抗溶血物質はパイナップル茎部の搾汁液からSephadex G-25, TLCおよびMiniQ PC32 2/3カラムを装着したにHPLCより均一に精製された.精製標品は260nm付近に吸収極大値を有し,14種類のアミノ酸から成るペプチドであった.パイナップル抗溶血物質はハブクラゲによる溶血を100μg/mlで50%抑制した.

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© 社団法人 日本食品科学工学会
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