鹿児島県農産物加工研究指導センター
独立行政法人食品総合研究所
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター
2003 年 50 巻 9 号 p. 435-438
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鹿児島県産のカンキツの炎症性サイトカイン産生抑制効果を検討した.今回供試したカンキツはすべての品種でアルコール抽出,水抽出画分共に産生抑制効果を示した.タンカンでは未熟果皮で抑制活性が高かった.このタンカンから抑制成分の同定を行った結果,主要成分がノビレチンであることを高速液体クロマトグラフィーによる単離後,質量分析で同定した.またノビレチン関連物質であると想定される,さらに強い抑制活性の分画の存在も確認した.
農産加工技術研究會誌
日本食品工業学会誌
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