亀田製菓株式会社お米科学研究室
2004 年 51 巻 2 号 p. 72-78
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稲粉末の食品として以下の検討を行った.(1) 稲粉末を食品として流通できる製造条件を確立した.(2) 稲粉末の化学成分を分析し,食物繊維,糖質,灰分およびポリフェノールが多いことを確認した.(3) 稲粉末摂取による血液検査,腹部症状および糞便菌叢に大きな変化は無く有害事象は見られなかった.(4) 食物繊維として約3g含む稲粉末を便秘傾向者に摂取させ,排便日数,排便回数および排便量の増加を確認し,便通が改善されたと推察した.
農産加工技術研究會誌
日本食品工業学会誌
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