日本大学医学部 6 年生エレクティブコース
日本大学付属練馬光が丘病院小児総合診療科
2010 年 69 巻 6 号 p. 352-356
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Human herpes virus 6 感染に関連した両側前頭葉を障害する乳幼児急性脳症の 10 か月男児を経験した.臨床経過では,痙攣重積型急性脳症の形を呈した.急性期の頭部 MRI の拡散強調画像では前頭部に高信号,脳血流 SPECT では前頭部の血流低下を認めた.また回復期の頭部 MRI では,前頭葉の脳萎縮を認めた.本症の病態解明および治療法の確立には,さらなる症例の蓄積と検討が必要と考えられる.
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