日大医学雑誌
Online ISSN : 1884-0779
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症例報告
腹腔鏡下に修復した腹腔鏡下術後再発鼠径ヘルニアの2 例
若林 正和河野 悟木村 友洋佐々木 一憲藤平 大介小池 卓也船津 健太郎原 英則保刈 岳雄相崎 一雄
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2016 年 75 巻 5 号 p. 237-240

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抄録

腹腔鏡下ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal repair: 以下,TAPP)後の再発鼠径ヘルニアに対し,再度TAPP を施行した2 例を経験した.TAPPは手技の習熟は必要であるものの,腹腔鏡による観察を活かした再発形式の評価や確実な診断および修復が可能であると考えられた.

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© 2016 日本大学医学会
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