相模原協同病院消化器病センター外科
東京曳舟病院外科
2018 年 77 巻 1 号 p. 35-38
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症例は81 歳,女性.急性虫垂炎,膿瘍形成に対する保存的治療後の手術待機中に,胆石胆嚢炎,総胆管結石症による急性膵炎を発症した.状態が安定した後に,単孔式腹腔鏡下手術にて胆嚢摘出術および虫垂切除術を施行した.経過は良好であり,術後第5 病日に軽快退院となった.単孔式腹腔鏡下手術は,手技に熟練する必要があるものの,切開創が小さく低侵襲であり,整容性に優れ,良性疾患の同時手術においては有用であると考えられた.
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