お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系(理学部化学科)
2023 年 54 巻 p. 8-11
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スクアルアミドは4員環構造上に2つのカルボニル基と2つのアミノ基を持つ化合物で、これまで、触媒などの機能性分子や生理活性分子の鍵構造として用いられてきた。筆者らは、スクアルアミドが ユニークな子立体構造を有する芳香族分子構築の有用なビルディングブロックとなることを示してきた。本稿では、スクアルアミドの立体特性とその応用についての筆者らの最近の研究を紹介する。
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