理論と方法
特集 若年非正規雇用・無業の計量社会学
若者の求職期間と意識の関係
―「やりたいこと」は内定率に影響するか―
太郎丸 博吉田 崇
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22 巻 (2007) 2 号 p. 155-168

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抄録

 求職者の意識と求職期間の関係を正しく認識することは、求職者に適切な援助を与えるためにも重要である。データの制約から両者の関係を正確に把握することは一般に困難であるが、ジョブカフェ京都の協力を得て、求職者の意識調査の結果と、その後内定までにかかった期間の追跡調査の結果を名寄せすることで、意識が内定率に及ぼす影響を推定することが可能になった。比例ハザードモデルを用いた結果、自信や「やりたい仕事」があることは内定率を有意に高めないが、「目標の期日」や、求職のための具体的な行動は、内定率を高めることがわかった。

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© 2007 数理社会学会
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