滋賀医科大学小児科
公立湖北総合病院小児科
1985 年 17 巻 4 号 p. 352-356
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著しい小頭症児にCT上lissencephalyと左側脳室後角の嚢状拡大が認められた.このほか, CBCで血小板の異常増多, 腎動脈撮影で左腎の低形成と右腎の軸異常も明らかにされた.本症例は双胎の1子であり, 他児は推定妊娠20週頃に死亡し, 浸軟児として分娩まで共存していた.本症例の脳, 腎, 血小板数等の異常は死亡胎児との共存, おそらく胎内血管内凝固に起因するものと思われる.
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