脳と発達
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Central core病-経時的筋組織像の変化に関して
舘 延忠島崎 智子南 良二篠田 実
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1986 年 18 巻 6 号 p. 519-521

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抄録

Centraicore病の12歳女児の経時的筋組織所見に関して報告した.3歳時に行った筋組織所見はcore形成およびその他の筋構造上の異常を認めずタイプI線維の萎縮と優位 (70%) とタイプII線維の肥大を示し, 先天性筋線維タイプ不均等症の所見を認めた.12歳時に行った筋組織所見は, 総て萎縮したタイプI線維に少数のcore形成を認めた.このことは, 年齢が進むに従って, タイプII線維が消失し, core形成を認めることを確認し, 先天性筋線維タイプ不均等症や筋構造に異常を認めない先天性ミオパチーも経時的に筋生検を行う事によってcore形成等, 構造上に変化をもたらす可能性を示唆した.

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© 日本小児小児神経学会
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