脳と発達
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未熟脳の頭位による変形
超音波断層法による観察
小枝 達也安藤 幸典高嶋 幸男常井 幹夫前田 一雄
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1987 年 19 巻 6 号 p. 517-519

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抄録

超音波断層法を用い, 早期産児の脳室が頭位により影響を受けることを見いだした. 前角径の変化率は, 未熟であるほど大きく, 満期に近づくほど小さくなっていた. これは, 脳室周囲の構築が成熟するに従って, 堅固になるためと考えられた. 脳室拡大の診断上, 正常値を求めることは重要だが, こうした頭位による変形を充分考慮する必要があると考えた.

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© 日本小児小児神経学会
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