国立療養所長良病院小児科
1989 年 21 巻 3 号 p. 234-238
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例のDuchenne型筋ジストロフィー症について, 上下肢の骨格筋超音波断層所見の検討を行い, CT所見, 臨床所見との比較検討を行った.超音波断層法は, 画像の明瞭さおよび定量性においてCTに劣るものの, 簡便で頻回に利用でき, さらに, 表層の筋で平均CT値約0以上の筋であれば, エコー輝度の差によって, 筋病変の程度を把握でき有用と考えられた.しかし一部の進行例では組織の均一化によると思われる筋エコーの減弱がみられたため注意が必要と考えられた.
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