長崎大学医学部小児科
国立精神・神経センター神経研究所微細構造部
1990 年 22 巻 4 号 p. 396-398
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幼児期に, 視力障害を初発症状として発症し, 非典型的経過を示した若年型と考えられるneuronal ceroid-lipofuscinosis (以下NCLと略す) の男児例を経験した. 筋生検を施行し, 酸フォスファターゼ染色により陽性物質を確認し, 電顕でcurvilinear bodyを認め, 確定診断に至った. NCLの診断に, 皮膚生検で所見がない時, 筋の組織学的検査も試みてよいと考えられた.
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