脳と発達
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点頭てんかんおよび乳児早期てんかん性脳症 (EIEE) における脳波異常と眼輪筋反射異常との関連
稲垣 真澄遠山 潤塚本 東子
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1991 年 23 巻 6 号 p. 555-559

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抄録

乳児期発症の年齢依存性てんかん性脳症7例に対して眼輪筋反射 (BR) を施行した. その結果, 2例に早期反応R1の異常を認め, 6例に後期反応R2の異常を認めた. R2潜時の遅延は点頭てんかんに, R2無反応は乳児早期てんかん性脳症 (EIEE) にみられる傾向があった. 脳波の正常化や発作消失とともにBRが正常化した症例もあった. BR異常から年齢依存性てんかん性脳症における下部脳幹網様体機能障害が示唆され, その病態および病勢評価法としてBRは有用と思われた.

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© 日本小児小児神経学会
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