脳と発達
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間脳性症候を伴う進行性小脳失調症 (豊倉) の1例
木通 めぐみ泉 達郎原 美智子三石 洋一小林 直紀福山 幸夫
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1992 年 24 巻 3 号 p. 273-277

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抄録

尿崩症と低身長に引き続き小脳症状を発現した16歳男子例を報告した. 1967年, 豊倉らが新しい疾患単位として提唱したものに一致するが, 追加症例の発表は少なく, 責任病巣の特定も十分ではなかった. 私達は, 本例に頭部CT, MRI, growth hormone releasing factorやcor. ticotropin releasing factor負荷試験を含む視床下部下垂体機能検査, 聴性脳幹反応など, 新しい診断技術による検討から, 本疾患が視床下部, 脳幹, 小脳の系統的変性疾患である可能性を示唆した.

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© 日本小児小児神経学会
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