脳と発達
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周期的に斜頸を呈したモヤモヤ病の1女児例
安友 康二橋本 俊顕宮崎 雅仁村川 和義田山 正伸黒田 泰弘
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キーワード: 斜頸, モヤモヤ病, 脳梗塞
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1992 年 24 巻 4 号 p. 391-392

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抄録

周期的に斜頸を呈したモヤモヤ病の3歳女児例を経験した.患児は生後8カ月時より周期的に上気道炎症状に引き続いて一過性の斜頸を呈した.3歳時には右側への斜頸と共に右不全片麻痺が出現した.MRIで左前頭葉, 左側内包前脚, 右側前頭葉の脳梗塞像および両側大脳基底核部の異常血管網を認め, 脳血管造影を施行し, モヤモヤ病と診断した。今までに斜頸を呈したモヤモヤ病の報告例はなく, 今後, 斜頸の鑑別疾患の一つにモヤモヤ病が加えられるべきと考えられた.

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© 日本小児小児神経学会
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