脳と発達
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沖縄県における双胎の脳性麻痺児について
當山 真弓落合 靖男當山 潤
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キーワード: 脳性麻痺発生率, 双胎
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2000 年 32 巻 1 号 p. 35-38

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抄録

沖縄県にて1988年から1994年の7年間に出生した双胎児の脳性麻痺 (以下, CP) について発生率, 臨床像について検討した.
双胎のCP発生率は多胎出生1,000対10.1であり, 単胎の発生率1.6に比べ6倍と高率であった.出生体重別の発生率では出生体重2,500g未満の低出生体重児においては単胎との有意差はなく, 2,500g以上においては有意に高かった.
今回の調査より双胎においてCP発生率が高い要因は, 低出生体重児が多いこと, また出生体重2,500g以上の児においては双胎独自の様々な問題が影響していると考えられた.

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© 日本小児小児神経学会
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