脳と発達
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Piracetamが動作性ミオクローヌスに有効であった歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症の1例
廣瀬 三恵子横山 浩之野口 里恵萩野谷 和裕青木 正志飯沼 一宇
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2004 年 36 巻 1 号 p. 75-79

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抄録

Piracetamがミオクローヌスの緩和に有用であった進行性ミオクローヌスてんかん (PME) を呈した歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症 (DRPLA) を経験した. 患児はPMEの1症状としての動作性ミオクローヌスが著明で日常生活にも困難を来していた. piracetamは皮質性ミオクローヌスに対して保険適応がある. しかし, 通常, 非皮質性ミオクローヌスと考えられているDRPLA患児のミオクローヌスにもpiracetam投与が有効であった. このことから, 非皮質性ミオクローヌスに対してもpiracetamが有効である可能性がある.

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© 日本小児小児神経学会
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