脳と発達
Online ISSN : 1884-7668
Print ISSN : 0029-0831
ISSN-L : 0029-0831
Benign neonatal sleep myoclonusの1例
太田 穂高榎 日出夫岡 牧郎大塚 頒子
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 38 巻 4 号 p. 283-286

詳細
抄録

enign neonatal sleep myoclonus (以下BNSM) の1例を報告した.生後12日より睡眠中に四肢に同期性のミオクローヌスが頻発した.一旦出現すると数分から10分間繰り返した.神経学的所見は正常で, 発作間歇時および発作時脳波にてんかん性異常を認めなかった.ミオクローヌスは自然に減少し, 生後50日に完全に消失し, 発達は良好である.
BNSMは無治療で自然に寛解するため, 抗てんかん薬治療は不要である.不必要な治療を避けるために早期診断が重要であり, 脳波・筋電図同時記録が診断に有用であった.

著者関連情報
© 日本小児小児神経学会
前の記事 次の記事
feedback
Top