脳と発達
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姫路市における15年間の脳性麻痺発生の動向
II. 1983~1997年出生児について
小寺澤 敬子中野 加奈子宮田 広善鍋谷 まこと児玉 荘一高田 哲中村 肇
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2007 年 39 巻 1 号 p. 32-36

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抄録

兵庫県姫路市において1983年1月から1997年12月までに出生した脳性麻痺児について, その発生率, 画像所見, 臨床症状を検討した結果, 脳性麻痺発生率は上昇傾向にあり, 発生要因のうち最も頻度多く認められたのは, 脳室周囲白質軟化症であった. 後障害の重症度については, 早産児と正期産児では年次的変化が異なり, 早産児ではわずかではあるが改善傾向がみられた.

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© 日本小児小児神経学会
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