脳と発達
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抗痙攣剤投与小児のAlkaline Phosphatase (AL-P) 値及びIsozyme Patternの評価
安倍 泰夫江口 光興
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キーワード: 抗痙攣剤
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1974 年 6 巻 6 号 p. 497-502

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抄録

1) 1カ月から14年8カ月にわたり抗痙攣剤の投与を受けている小児153例を対象とし, その内の81例 (52%) に血清ACPの異常値を認めた.
2) 異常値を示した者38例について血清ACPのIsozymeを検索した結果, 肝由来の者12例 (32%), 骨由来の者23例 (61%), 他の3例 (7%) は両者を含んでいた.
3) 血清Ca, P又はGOT, GPT, ZTTなどの値より, 血清AL-P値の異常が肝由来か骨由来かを判定することはできず, Isozymeの検索は抗痙攣剤によるCa, P代謝や肝への影響をうかがう1つのparameterになるものと思われた.

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© 日本小児小児神経学会
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