脳と発達
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夜尿症児の精神生理学的研究
第II編 自律機能と夜尿について
帆足 英一
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1977 年 9 巻 4 号 p. 311-320

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抄録
夜尿症の病態生理を明らかにする目的で, idiopathic enuresis 21例について終夜睡眠ポリグラフを記録し, 自律神経機能を中心に分析をおこなった.
1).脈拍・呼吸レベルがREM睡眠にてparadoxicalに減少したり, 持続的筋電図や皮膚電気反射などが強く出現する現象を確認した.
2) このことから, 睡眠時にも自律系のリズムは部分的に覚醒水準にあり, これを睡眠中の生理的覚醒 (physiological arousal) とし, 脳波上の睡眠段階と自律系のリズムとの間に非同期化がみられることを明らかにした.
3) これらの現象と, 14 & 6c/s positive spikesの出現様式などから, 視床-視床下部機能の未熟性あるいは障害の関与が推定された.
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© 日本小児小児神経学会
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