耳鼻咽喉科展望
Online ISSN : 1883-6429
Print ISSN : 0386-9687
ISSN-L : 0386-9687
第35回 日本医用エアロゾル研究会
デバイスの選択と使用方法
高野 頌大木 幹文大越 俊夫伊藤 正行
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 55 巻 Supplement1 号 p. s32-s39

詳細
抄録

耳鼻咽喉科領域における高度なエアロゾル療法では, 吸入デバイスの選択と使用方法が十分に把握され臨床適応されなければならない。ここでは, 各種吸入デバイスの仕様, 特長と欠点, 使用方法と注意点を示した。特に, 吸入デバイスの仕様への薬液物性の影響, ならびに使用方法として鼻腔への噴霧角度や副鼻腔への薬剤送達手技などを取り上げた。さらに, 吸入療法の新たな展開とそれに対応する新規吸入デバイスの開発にも言及した。

著者関連情報
© 2012 耳鼻咽喉科展望会
前の記事 次の記事
feedback
Top