耳鼻咽喉科展望
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臨床
両側視力低下を来した蝶形骨洞性篩骨洞 (Onodi cell) 嚢胞例
細川 悠中山 次久山川 秀致春名 眞一
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2013 年 56 巻 4 号 p. 178-183

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抄録

後部副鼻腔嚢胞は, 様々な視器障害を引き起こすことが知られている。その中でも視力低下は重大な合併症であるが, 今回我々はいわゆる Onodi cell に発生した嚢胞により両側の視力低下を来たした稀な症例を経験した。本症例は当科を受診後, 早期に手術を施行することにより視力は回復し得たため, 視器障害を来した症例では早期の手術加療が重要であると考えられた。

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© 2013 耳鼻咽喉科展望会
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