2018 年 61 巻 6 号 p. 347-350
プレゼンテーションに用いるのに適した動画の出力条件について検討した。 耳顕微鏡手術および鼻内視鏡手術の動画から速い動きを含むシーンと遅い動きだけを含むシーンを切り出し, 1,920×1,080 ピクセル, 29.97fps の動画を H.264 コーデックで圧縮し, MP4 動画として保存した。 さまざまなビットレートで出力した。 プロジェクタで投影して画質を主観的に評価した結果, 6Mbps 以上のビットレートであれば問題なく, 遅い動きのみの動画であれば 3Mbps でも問題ないと考えられた。