関東労災病院耳鼻咽喉科
東京船員保険病院耳鼻咽喉科
小田原市立病院耳鼻咽喉科
1991 年 34 巻 Supplement3 号 p. 249-259
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
0.3%NY-198耳用液を, 耳科領域の感染症の患者60例 (効果判定例49例) について1日2回, 2-20日間投与した結果は次の如くであった。1.臨床効果は著効29例 (59.2%), 有効10例 (20.4%), やや有効7例 (14。3%) 無効3例 (6.1%) であった。2.副作用は1例に, 点耳時に軽度の耳痛が認められたのみであった。3.以上の結果から, NY-198耳用液は耳科領域の感染症の局所治療薬として有用な薬剤と考えられた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら