東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
2004 年 47 巻 2 号 p. 106-109
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56歳男性の喉頭アミロイドーシスの1症例を経験した。嗄声を主訴に来院, 喉頭ファイバースコピーにて左声門に腫瘤を認めた。確定診断および症状の軽減を目的にラリンゴマイクロサージャリーを施行したところ, AL型のアミロイドーシスと診断された。全身検索の結果, 限局性の喉頭アミロイドーシスであった。文献的に再発率は6.2%であり, 外来にて経過観察中であるが, 再増殖は認めていない。
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